義兄、ありがとう。

ありがとう
自分ではどうしようもできないことってあります。
家族と呼べる間でも、認めたくない現実も
それでも届けるべきだと思う一方通行の「ありがとう。」です。
もっと上手に伝えられたら良かったのですが。
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あなたは 兄ですか? いいえ 違います

ハンキチ
ハンキチ

ここでは あえて 荒巻さん(仮)と呼びます
義兄さん ご無沙汰してます もうずっと話もしてないですが…

○○○
荒巻さん(仮)

はい こんにちわ
まぁ もう兄でもないんですけどね

 

私たちは 腹違いの兄弟
初めて義兄の存在を知った時は ものすごく喜んだ記憶があります

自分に 兄がいるなんて
ただ 嬉しかった

私と 荒巻さん(仮)は 同じ母を持ちます が
母と一緒に育ったのは 自分です
荒巻さん(仮)とすれば 捨てられたと 思うのも無理はない

素直に 喜んでしまった
アナタの過去 思いなど 察することができませんでした

その時の細かい背景は まったく知らない
詮索しようともしない ただ あの初めて知った時は 嬉しくて
その思いの丈を 手紙にして 送りました

内容は… まったく覚えてない 返事もなかったと思う
ずいぶん多くの色ペンを使った カラフルすぎる手紙になったのが
失礼だったかと 気にしたぐらい

私には あの瞬間は 兄でした
荒巻さん(仮)にしたら もう兄でも 家族でもない
こんな表現で良いのか 分かりませんが

アナタは 兄ではなかった
ワタシは 弟ですらなかった

あの頃は まだ 子供でした
知らぬとは言え 数々の自分勝手な行動 空気を読めない発言

思い出しただけでも 恥ずかしい
誠に申し訳なかったです 猛省してます ごめんなさい

あの時は 恩返し

もっと古い記憶に 荒巻さんの結婚式にいた 覚えがあります
その時は 荒巻さん(仮)は 兄ではなかった

私は まだ小さかったから 何もわかっていなかった
当時 親族たちは 母に気をつかって 荒巻さん(仮)に
無理難題を持ちかけ 母を出席させたんですよね

私も良い大人 何も聞かなくても それなりに察せるようになりました
しかも 私の 結婚のときにも 母たちの親族から 荒巻さんのこと言われました
同じような思い いや もっと嫌な思い 味わったんでしょうね

結婚式の帰り…(もう うる覚えです)
帰れなくなって 荒巻さん(仮)の家に泊まらせてもらった

どうして 泊まったのか
その経緯もよく分かりません

泊めたくなかったんですよね
でも 別れの恩返しってところだったのでしょうか

ただ 本棚にある ドラゴンボール
嬉しくて ずっと読んでしまいました

あの頃は まだ 子供でした
知らぬとは言え 数々の自分勝手な行動 空気を読めない発言

思い出しただけでも 恥ずかしい
誠に申し訳なかったです 猛省してます ごめんなさい

ありがとう もう関わるな

私も成長するにつれ 大人の事情というのを
いろいろと学んでいきました

母から聞かされなかったこと 義兄との関わり方
私の思いや 親族たちの考え 様々な思いが巡り巡って

私も関わること やめるべきと決めた頃です
兄などいない 母は自身でやる分には結構 私はあくまで無関係

そんな立ち位置でと 決めた…のに
毎年届く年賀状 これには頭が下がります

おそらく 年賀状を出してくれたのは 奥さまだったのでしょう
毎年毎年 必ず 荒巻さん(仮)のお子さん達の様子を 母に報告

その一筆も奥様でした
頭が本当にあがりません

だからこそ 私は もう関わらないと決めたのでした
荒巻さん(仮) 兄として慕えず 申し訳ない そして

 

ありがとう。

 

あの頃は まだ 子供でした
知らぬとは言え 数々の自分勝手な行動 空気を読めない発言

思い出しただけでも 恥ずかしい
誠に申し訳なかったです 猛省してます ごめんなさい

 

それでも どこかで ありがとう

私も結婚した 子供もできた
奥様から 私の家にも 年賀状がくるようになった

これも私の妻が こっそり 送ってくれていた(だった気がする)

改まって おかしなおかしな話でもある
当事者たちは関わらないと 決めたように見えても

周囲は 繋がりを 多少でも残そうとする
私の記憶が強く残っているのは 荒巻さん(仮)の家で読んだ
ドラゴンボールの漫画

会話もしたのだろうけど よく覚えていない
まるで進歩のない 子供の頃のまま クソガキです

もう義兄だの なんだのと 思ったりもしていない
ただ ただ 年賀状を送るのみ 友人でもないが まったくの他人でもない

周囲への感謝 私の変な意地は捨てて だれに何を思われようが
ただ ただ 年賀状を送るのみ 何もしてあがられず 申し訳ない

あの頃も まだ 子供でした
知らぬとは言え 数々の自分勝手な行動 空気を読めない発言

思い出しただけでも 恥ずかしい
誠に申し訳なかったです 猛省してます ごめんなさい そして

 

ありがとう。

 

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